佐々木恵一と猫鍋蒼によるライトノベルシリーズ『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』を原作としたテレビアニメ第2期は、4月10日より放送を再開すると、金曜日に角川が発表した。2024年8月に、第5話以降のエピソードが「品質を維持するため」に無期限で延期されていた。
4月10日より、AT-X、東京MX、BS11がアニメの第1話から放送を再開し、4月12日にはABCテレビでも同様に放送が再開される予定です。また、4月10日からdアニメストアで配信が開始され、4月15日からはその他の日本国内の配信プラットフォームでも配信される予定です。
昨年の7月10日、アニメは東京MX、ABCテレビ、BS11、AT-X、dアニメストアで初放送された。当初は2023年に放送開始予定だったが、2024年7月まで延期された。新シーズンはCrunchyrollで視聴可能であり、英語吹き替え版も提供されている。
スタジオパレットとSILVER LINKによる新シーズンは、稲葉友紀が監督を務めている。シリーズ構成もスタジオパレットが担当している。キャラクターデザインは吉川美香が手掛けている。Bit Grooove Promotionの音響監督は長崎行雄が担当。音楽はElements Gardenが作曲し、ポニーキャニオンが制作している。
アニメのオープニングテーマ「背中合わせ」はAliAが歌い、エンディングテーマ「Para Bellum」(戦いの準備)はSizukが担当している。
SILVER LINKによる最初のアニメは、大沼心と湊未来が共同で監督を務めた。シリーズ構成は下山健人が担当した。キャラクターデザインと総作画監督は佐藤香織が手掛けた。
物語のあらすじ:
アストラルと呼ばれる力が世界中に満ちており、それを操る者はアストラル使いと呼ばれる。その破壊力を恐れた「帝国」は、能力を持つ者たちを迫害してきた。苦しめられたアストラル使いたちは、迫害から逃れるためにネビュリス皇庁を設立。それ以来、両国は激しい戦争状態にあり、その戦いは1世紀以上も続いている。 優秀な騎士イスカは、囚われの魔女を解放するという大罪を犯したため投獄される。しかし1年後、帝国の指導部は突然彼を釈放することを決定。ただし条件として、「氷禍の魔女」として恐れられる強大なアストラル使いを討伐する任務が課される。戦争を終わらせたいと願うイスカは、この条件を受け入れる。偶然にも、「氷禍の魔女」ことアリスリーゼ・ルゥ・ネビュリス11世もまた平和を望み、帝国を倒すために全力を尽くそうとしていた。争いや悲しみ、痛みのない世界を目指して戦うことを願うイスカとアリス。その運命の糸は次第に絡み合い、単なる偶然では説明できない絆が生まれていく。
出典: MyanimeList (物語のあらすじ), ANN